ダイエットを行う際、一番最初に行う 事、、それは、、
体脂肪率を測定する事です!
旅行へ行く際、目的地を決めるはずです。
貯金を行う時は目的と目標額を最初に決定するはずです。
旅行も貯金もダイエットも「現状を知り、目標を定める」から始まります。
では適正な体脂肪率とは、どれくらいの値になるのでしょうか?
ダイエットの目標数値は体重(身体の重さ)ではなく、筋肉と脂肪のバランスである体脂肪率で現状を把握する必要があります。
まず適正な体脂肪率は男性と女性で異なります。
女性は妊娠の際、身体を守る必要があります。
脂肪は衝撃吸収機能、保温を高める為に重要な保護材となるのです。
【自分の適正な体脂肪率を探しましょう!】
〜適正な体脂肪率〜(WHO、日本肥満学会の肥満判定に基づく)
「 男 性 」
18〜39歳
- やせ型 →10%以下
- 標準(Ⅰ) →11〜16%
- 標準(II) →17〜21%
- 軽肥満 →22〜26%
- 肥満 →27%以上
40〜59歳
- やせ型 →11%以下
- 標準(Ⅰ) →12〜17%
- 標準(II) →18〜22%
- 軽肥満 →25〜29%
- 肥満 →28%以上
60歳以上
- やせ型 →13%以下
- 標準(Ⅰ) →14〜19%
- 標準(II) →20〜24%
- 軽肥満 →25〜29%
- 肥満 →30%以上
「 女 性 」
18〜39歳
- やせ型 →20%以下
- 標準(Ⅰ) →21〜27%
- 標準(II) →28〜34%
- 軽肥満 →35〜39%
- 肥満 →40%以上
40〜59歳
- やせ型 →21%以下
- 標準(Ⅰ) →22〜28%
- 標準(II) →29〜35%
- 軽肥満 →36〜40%
- 肥満 →41%以上
60歳以上
- やせ型 →22%以下
- 標準(Ⅰ) →23〜29%
- 標準(II) →30〜36%
- 軽肥満 →37〜41%
- 肥満 →42%以上
となります。
この%で表示されている数字は体重に対して脂肪が何%か?の指標となります。
例)体重60kg、体脂肪率20%の場合
- 60kg(体重)×0、2(20%)=12kg(脂肪の重さ)
- 60kg(体重)ー12kg(脂肪)=48kg(脂肪以外の重さ)
LBM(lean body mass)と呼ばれ、除脂肪体重の事である。
この場合48kgが全て筋肉ではなく、骨、内臓、血液など脂肪以外の重さとなる。
では、自分の身体の現状がわかった後はどれくらいダイエットが必要かを算出します!
【あと●%体脂肪率を落とす?】
鈴木はまず標準範囲に体脂肪率を納める事をクライアント(お客様)にお伝えします。
例)40歳 体重60kg、体脂肪率20%の場合
→ 男性では標準Ⅱ(体脂肪率高めの標準)
※やせ型に近い標準Ⅰを目指す為には−7%のダイエット
→ 女性では標準Ⅰ(体脂肪率低めの標準。やせ型との境目)
※充分、引き締まった身体です
軽肥満、肥満ではメタボや成人病のリスクが高まります。
体重が脂肪で増える事は、食べた物が多すぎて身体に貯え始めているのです。年々脂肪が増えて行けばもちろん身体は重くなります。
身体が重くなればやる気も出ません。お腹が出てくれば姿勢も悪くなり、腰や膝を痛める原因ともなるのです。
肥満はただ体重が増えただけの事ではありません。
太るという事は精神的な負担、姿勢の崩れ、成人病等になりやすい身体作りの始まりなのです。
病気というのは自分も大変なのですが、周囲の方にも迷惑をかけてしまうものなのです。
健康の条件として、体脂肪率を標準範囲に納める事はとても重要なのです。
ちなみに「家族や友人、知人に迷惑をかけたくない」という思いであれば頑張れたダイエッターさんもいらっしゃいます。
ダイエット成功の為には、目標だけでなくモチベーションも合わせて見つける事が重要です。