現在、毎週日曜日にコンディショニングトレーニングの養成講座を開催しています。
この通称コントレは鈴木の18番(得意)でもあるメソッドです。慢性的な筋肉や関節の痛みの改善をトレーニングで行います。
この日も各エクササイズを「きつい〜」や「あー、気持ちいい!」と味わって頂きながら4時間講習を進めて参りました。
【2017年10月15日 コントレ2/10回目】
本講習は1回4時間、全30時間。
長丁場の為、実技と講義を織り交ぜながら身体と頭を交互に刺激します。
鈴木はトレーニングは習うより慣れろ!と思っています。講習はとにかく動いて覚えてもらいます。
もちろん指導者であれば必要な知識はあります。
必要な知識はもちろん身につけつつ、体感が何より大切なのです。
これはどんな専門職にも通じる「教えられない部分」になります。感じるしかないのです。
【全6種類あるエクササイズ姿勢の2番目、うつ伏せを実践】
うつ伏せはエクササイズを行う上で2番目に行う機会が多いです。
赤ちゃんの成長を思い浮かべて頂くと分かりますが、仰向けから寝返りをうてるようになり、うつ伏せ姿勢へと成長して行きます。
姿勢選択の一番目は仰向け。
その次はうつ伏せ。
姿勢によって難易度が変わるので、トレーナーはクライアント(お客様)のレベルを理解しながら種目選びを行いたいです。
この細かな違いが重要ですよ!と受講生に伝えます。
そんなに姿勢を使い分ける必要があるのか?
あります!(笑)
トレーニングを行う姿勢には特徴があります。
トレーニングは身体の機能を鍛える、回復させる為に行うもの。
そう考えると、難しすぎず、簡単すぎずをトレーナーが選択する必要があるのです。
筋トレでは重さや回数で強度を調整しますが、コントレでは姿勢の変化で難易度を高めたり、成長の度合いを判定します。
【うつ伏せで腰が痛くなる方でも行なってもらいます】
うつ伏せで寝ると、腰が痛くなる方がいます。
これは腰の反りが強い事が主な原因ですが、基本的にはチャレンジをしてもらいます。
股関節前の柔軟性、お尻の筋力、胸椎の進展が解決すればうつ伏せで腰をそらせても痛みを感じずに出来るのです。
痛いから行わない、、これでは改善はしません。
コントレで正しく身体を使い、運動や日常で痛みが出ない姿勢を作る事ができるのです。
次回3回目は横向き、膝立ち、座位へとエクササイズ姿勢を増やして行きます!
まさに人間の成長とトレーニングは通じるところが多いです。
良い姿勢をどんな時にも崩さない事を目指します。
それがコントレを行う目的の一つになるのです。
バーベルでのトレーニングでは気づけきれないような細かい姿勢の変化をコントロールしたり、修正していくのです。
だから、指導者講習では受講生への注文が細かくなります(笑)
この細かい(丁寧?)な講習は年内いっぱいまで続きます。