6/16〜25まで、渋谷ヒカリエ内にある東急シアターオーブにてLOVE ON THE FLOORが上演されていました。
鈴木はこの舞台裏でトレーナー活動をしておりました。(写真はスタッフ用のパスカード)
この舞台は日本を代表するスケーターである高橋大輔さんをはじめとしたアイススケーター、そしてダンサーを融合させた舞台です。
その他に出演されているスケーターのチャーリー・ホワイトさん、メリル・デイヴィスさん、クリスティ・ヤマグチさんも五輪の金メダリストです!
ダンサーもマイケルジャクソンのTHIS IS ITに出演していたり、映画ララランドに出演されていたりと世界トップの方達です。
それなのにとても気さくで、優しい、、思い出して思わずうるっとするような言葉を何度もかけてくれたのが印象的です。
【こん場所にもトレーナーとしての活動の場がある!】
スポーツ選手、タレントさん、舞台関係では守秘義務がある為にあまり情報公開はできません。
ただ、こんな場所にもトレーナーとしての活動の場があるんだ!とトレーナー仲間にも知ってもらいたく(可能な範囲で)情報を掲載しました。
このようなダンサーが多く出演する作品では怪我はつきもの。
本番中、怪我の応急処置には急いで駆けつけます。
また、体調管理や精神的なリラックスでマッサージを行います。これが一番仕事のボリュームが大きいです。
上演前、上演中、上演後、時間が空くタイミングで声をかけ、少しでも多くの方達に回復を促すような施術を行います。
もちろん必要であればパーソナルトレーナーとしてエクササイズの指導も行います。
またスタッフさんも時間が合えば5分でも行わせてもらいました。
これはどの現場でもそうですが、選手や演者さんが何でも優先。
でもスタッフさんも疲労困憊なんです。
そんな中、元気な方が一人でもいることはとても重要なんです!
【舞台においてトレーナーの必要性】
鈴木は劇団四季さんでのトレーナー活動の経験があります。
CATSのようにダンサーが多い作品ではもちろん身体のケアは需要です。
しかし、オペラ座の怪人のようにオペラ出身の方達が多い作品でもコンディションを整える事は重要なのです。
あるオペラ出身の方に背中をほぐす背術を行った際「空気がたくさん身体に入る!歌いやすい」と喜んで頂いた事を鮮明に覚えています。
どんな作品にも舞台を全力でこなす為に、トレーナーの存在は必要となるはずです。
ただ正直、、予算の問題が出てきます。
今後はこのトレーナーに関わる費用も含めて舞台運営予算が組まれることを願います。
舞台で安定したパフォーマンスを発揮する為、怪我で降板がないようにする為、急性期の怪我に対しての即座の処置など、、トレーナーがいることで対応が出来、大きな安心感となります。
私たちもはまず選ばれる為に、そして現場では価値を見出してもらえるように、しっかりと働かなければいけません。
うーん、LOVE ON THE FLOOR、こうやって思い出しても最高の作品でした^^