春は眠くなる、、当然のよう事ですが理由はあります!なぜでしょうか?
この寒暖差に身体を慣らしていかなければ、ゴールデンウィークから軽い夏バテ症状が出る可能性さえあります!
春はなぜ眠くなる?の理由と対策を書き出して見ました。
【自律神経という身体のスイッチ】
身体には自立神経と呼ばれるスイッチがあります。
頭で意識して考えなくとも、環境に応じて身体のスイッチ(交感神経、副交感神経)を切り替えてくれるのです。
まさに「自立神経」ですね!
寒い日には、人間の身体は毛穴を締めて保温をする必要があります。その際、交感神経が働きます。
逆に暑い日は汗を体外へ出す事で、放熱を行います。これは副交感神経の働きです。
春になってから眠くなりやすい理由、それは自律神経の切り替わりの悪さが原因なのです。
自律神経は交感神経と副交感神経が状況に応じて素早くスイッチング出来ます。
気温差に対して冬仕様(交感神経)から春仕様(副交感神経)に切り替わるが必要があるのです。
体内で勝手に行われている体温調節では、意外とエネルギーを使います。疲労感を感じたり、眠気が出るのは当たり前なのです。
そして、春の気候は厄介です!
朝は暖かくて夜は寒い、、一日の中でも大きな気温差があります。これで身体は振り回されます。
そして迷うのです!
「あれ?今日は交感神経と副交感神経のどちらの設定にしようかな?」と。
自立神経の設定が遅れた身体に対して、冷たい風や暑い日差しは大きなダメージになるのです!
【運動は自律神経のスイッチをスムーズにしてくれる】
運動を行う時は活動的な設定である、交感神経側が優位になります。
また運動が終われば自然とリラックス側の副交感神経へスイッチが入るのです。
このように運動中は交感神経、ちょっとした休憩時間では副交感神経と素早く切り替わっています。
普段から運動を行っている方は、この自律神経の切り替わりがスムーズになります!
この冬から春にかけて暖かくなる事で、自律神経は交感神経優位から副交感神経優位の時間が増えます。
運動とは筋肉をつける、脂肪を減らすだけではありません!
健康に必要な自律神経のバランスを保つためにも貢献してくれるのです!
【まとめ】
- 自立神経は活動的な交感神経、リラックス側の副交感神経がある。瞬時に適した方を活用する。
- 運動中は交感神経、終われば副交感神経へ切り替わる。気温差では寒ければ交感神経、暖かければ副交感神経優位となる。
- 運動で自律神経の切り替わり癖をつける事で、大きな気温差があっても対応ができる。
- 交感神経優位にする事で毛穴は閉まり、体温を保温する。逆に暑い時には毛穴を開き、汗を出しやすくする。そうする事で熱を体内にこもらせないようにしている。
本当に人間の身体は良く出来ています^^